皇国テキスト
□皇国小ネタ集
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その1
「皇国終了インタビュー(笑)」
×××
−皇国の守護者、9巻「皇旗はためくもとで」主演、お疲れ様でした。
新「まことにありがとう。一言だけ言わせていただこう。戦争ほど無意味なものはないのだ。そう、戦争、戦争、戦争だ。素晴らしい。」
−今回一番苦労したことはありましたか?
新「これといってないね。僕は自分の正しさなんて確信していないんだ。最悪の中の最善を尽くしただけだ」
−逆に楽しかったことはなんですか。
新「君、質問の内容は考えるべきではないのか?僕は戦争が好きなんだ。好きで好きで眠れなくなるほどに」
−インパクトがあった事件はありましたか。
新「そんなものはわからないよ。だが、人殺しの手だてについてはわかっているつもりだ。僕はそれを一番楽しい術でやるだけだ」
−1番の感動はなんでしたか?
新「感動、感動ね。僕は感動というものを実感したことがなくてね。しかし、佐脇、残念だよ。君ならばきっとお国の英雄となれたはずなのに。」
佐脇「わからない。どうしてこんなことになってしまったのかわからな。なぜ俺が舞台から退場したのかまったくわからない」
頭を抱えながら唸る佐脇俊兼登場。
新「まことにおめでとう。君は晴れて最後を飾る人間となれたのだ。そう、僕の手によってね」
佐「なぜだ…新城にできてこの佐脇俊兼にできない理由がどこにある…糞、」
新「そのはずだよ、少佐」
同意する新城。
「僕はどうやらお国の英雄というものになっているらしい…しかし、佐脇。君ならすぐに真の英雄になれたはずだよ。わかるだろ?お国がさす真の英雄とは…死せる者をさすことを」
佐「新城っ、貴様あ!」
−−こ、興奮しないでください!
新「まことにすまない。佐脇、黙ってはくれまいか」
佐「新城っ…」
殺意オーラ全開で睨む佐脇。
×××
昔、ちょいと書いた物です。何が書きたかったのやら(汗)
たしか9巻読み終わった直後でした。皇国の最終巻に相応しい?ラストに、煮え切れぬ思いで書いたのかな?