皇国テキスト

□皇国小ネタ集
2ページ/18ページ



その1
「皇国終了インタビュー(笑)」

×××


−皇国の守護者、9巻「皇旗はためくもとで」主演、お疲れ様でした。

新「まことにありがとう。一言だけ言わせていただこう。戦争ほど無意味なものはないのだ。そう、戦争、戦争、戦争だ。素晴らしい。」

−今回一番苦労したことはありましたか?

新「これといってないね。僕は自分の正しさなんて確信していないんだ。最悪の中の最善を尽くしただけだ」


−逆に楽しかったことはなんですか。

新「君、質問の内容は考えるべきではないのか?僕は戦争が好きなんだ。好きで好きで眠れなくなるほどに」

−インパクトがあった事件はありましたか。

新「そんなものはわからないよ。だが、人殺しの手だてについてはわかっているつもりだ。僕はそれを一番楽しい術でやるだけだ」

−1番の感動はなんでしたか?

新「感動、感動ね。僕は感動というものを実感したことがなくてね。しかし、佐脇、残念だよ。君ならばきっとお国の英雄となれたはずなのに。」

佐脇「わからない。どうしてこんなことになってしまったのかわからな。なぜ俺が舞台から退場したのかまったくわからない」

頭を抱えながら唸る佐脇俊兼登場。

新「まことにおめでとう。君は晴れて最後を飾る人間となれたのだ。そう、僕の手によってね」

佐「なぜだ…新城にできてこの佐脇俊兼にできない理由がどこにある…糞、」

新「そのはずだよ、少佐」

同意する新城。

「僕はどうやらお国の英雄というものになっているらしい…しかし、佐脇。君ならすぐに真の英雄になれたはずだよ。わかるだろ?お国がさす真の英雄とは…死せる者をさすことを」

佐「新城っ、貴様あ!」

−−こ、興奮しないでください!

新「まことにすまない。佐脇、黙ってはくれまいか」
佐「新城っ…」

殺意オーラ全開で睨む佐脇。


×××


昔、ちょいと書いた物です。何が書きたかったのやら(汗)

たしか9巻読み終わった直後でした。皇国の最終巻に相応しい?ラストに、煮え切れぬ思いで書いたのかな?
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ