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□☆ドS魔人も狼男も変わらん
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「ん…ってネウッ……!?」
叫ぼうとした少女の口元を黙らせるように己の唇で塞いで。ゆるゆる舌を差し入れ絡めてやると鼻から漏れる悩ましげな吐息にさらに誘われるように深く口づける。
「…んん…っは…ぅ…」
至近距離を保ったまま我が輩はヤコの耳元に舌を這わして低く囁いた。
「先生、助けて下さい…体が言うことを聞かないんです…」
「っ…な、何!?どうしたの…?」
耳の端を舌で濡らし、カリッと甘噛みしてやると華奢な体は跳ねた魚のようにビクついた。
「やっ…ってかむしろあたしが助けてだよ!!こんな夜中になに発情しちゃってんの!?」
「…」
「やだ…ちょっとな…に…きゃぁぁ!!」
我が輩はヤコの制止を聞かず、パジャマの襟元を掴みそのまま力任せに引き裂いてやるとヤコは目を見開き悲鳴をあげた。
「おぉ…それだヤコよ。もっと貴様の悲鳴が聞きたい」
破れて布切れとなってしまったパジャマから覗くヤコの未発達な胸をやや乱暴に揉みしだきながらその頂をペロリと舐めてやる。
「や…あぁ…っ」
ヤコは両腕で我が輩の頭を押し退け様としたが、ぷっくりと硬くなった頂を口に含み、味わうように吸ってやると途端に両腕の力が緩む。
「はぁ…んんっ…」
その甘く霞む声も好ましいが…今は苦痛に歪む貴様の顔が見たい…。
「…」
遊ばせていたもう片方の手で、耳の下あたりからへその方まで細く鋭く変形させた指先でなぞると真っ赤な血が指先を追うようにつーっと流れた。
「っ!?い、いた…やめ…て…!ネウロ!!」
「あぁ…先生は赤がよくお似合いだ…」
「ひっ…あっ…やめ…て…痛い…いた…ぁぁ…っ」
傷口から流れるそれを舌先で舐め取り、頬や腿に塗り付ける。