少年陰陽師の集い

□第2章
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いよいよ明日は新学期。
それにむけて着々と準備は進んでいる。

♪昌浩、彰子、紅蓮、勾陳、朱雀、天一、太裳の場合♪
「昌浩様、彰子様、筆箱と雑巾と上靴と、それから、」天
「天一、大丈夫だよ。小学生じゃないんだから、1人でできるよ。」昌
「そうよ、天一。」彰
「ですが、」天
「そうだよ、天一。」勾
「勾陳。」天
「そうそう。
それに朱雀がかまってもらえなくて、俺達のことむちゃくちゃ睨んでるし。」紅
「・・・はあ。」天
「天貴にはため息なんて似合わないぞ。」朱
と、天一に抱きつく朱雀。
「朱雀。」天
「何?」朱
「私は昌浩様と彰子様の準備を手伝うので、朱雀は太裳と騰蛇の3人でして下さいね。」天
「「「「「・・・・・。」」」」」昌、彰、紅、勾、裳
「・・・はい。」朱
朱雀が哀れに見えてきたが、天一は自分の言ったことを絶対曲げないので、5人は放っておくことにした。
「太裳、騰蛇、やろう。」朱
「あ、あぁ。」紅
「はい。」裳
昌浩、彰子、勾陳の3人は、去っていく朱雀をホントに哀れな目で見ていた。
「昌浩様、彰子様、勾陳。」天
「「「はいっ。」」」昌、彰、勾
「早く明日の用意を終わらせましょう。」天
「「「はい。」」」昌、彰、勾
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