贈り物

□一緒にいたい
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わかってる…貴方の立場も責任も。
でも、我が儘だとしてもあたしは…






一緒にいたい







「あのね、日番谷くん!お昼……」


日番谷くんと一緒にお昼食べようと思ってお弁当を持って十番隊執務室に行くと…


「ワリィ…雛森。
さっき、今日決裁の書類が来たんだ。今日は、松本が現世に行ってるから…」


一人で片付けないといけない書類が山のように積まれていた。


「いいよ。仕方ないね…」


とても、お昼を食べに行ける状態じゃない。

…そして、他隊の副隊長のあたしには手伝えない。


「よかったらこれ、食べてね。
……後、あんまり無理しないでね」


あたしは一緒に食べようと思っていたお弁当から書類をしながらでも食べられるものを選んで部屋を出た。


「悪かったな…」


…仕方ないよね。
…隊長さんだし。
…お昼は明日でも食べられるもんね。


でも、一緒に食べたかったな。





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