贈り物
□俺とアイツとお前
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あの時、お前ぇの手を離さなければ…離していなければ…
お前のその顔(幸せそうな)は俺のモノになってたんだろうか…
俺とアイツとお前
ハァー
さっきから、こいつ等は俺が居るの忘れてるんじゃねぇのか?
「おいっ!ルキア!テメー何勝手なことしてんだよ!!」
「勝手なこととはなんだ!!だいたい、貴様が頼りないから私がやってやってるんだ!!!有難いと思え!!」
「そう言うのをありがた迷惑って言うんだ!!」
「なにお〜貴様の為に私がする事は意味がないと言うのか!!!」
一護のその言葉がよっぽど悔しかったんだろうな?ルキアの奴目にはうっすり涙を滲ませてやがる。
「//////いや、そうは言ってねーだろ!!!」
「そうか、ではいいんだな!」
やっと終わったか…。
一護の奴もルキアには甘いな…。あの涙は傷付いてではなく、悔しくて泣いてたんだ。
俺にはルキアのにっこり笑った後ろ姿から悪魔のしっぽが見えるぜ…。
テメーらのは、本気で怒ってるんだろうけどなっこっちから見ればいつもただの痴話喧嘩なんだよっ!!
でも、ルキアも変わったよな…
俺が知ってるルキアは出会った頃でさえあんな顔はしなかった…
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