零れ落ちた話
□四季の神々
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「だが、帰って来なかった事実を考えると何かあったと考えるしかなさそうだ!!」
急ぐぞと冬獅郎とルキアの二人心配して駆けつけると
「で、その時シロちゃんがね〜
」
「へーあの冬獅郎がな…?
あ、降りてくる時ルキアの奴がさ」
地上で何かあったのでは?と心配していた二人を他所に桃と一護は二人揃ってノロケ話に花を咲かせていた。
「…………………………冬獅郎殿どうしましょうか?」
心配で身も細る思いだったというのに時間も忘れ暢気にノロケ話をしていたらしい一護と桃の二人に怒りで震えているルキアの言葉に、同じく心配だった冬獅郎も怒りで冷ややかになりながら答えた。
「取りあえず桃は連れて帰って一護が帰って来た時に地上に影響を与えた罰として各々宮殿を隅々まで掃除でもさすか?」
「賛成です!
おい!一護、桃殿!!」
「ルキア!?冬獅郎!?」
「シロちゃん?!ルキアちゃん?!」
「「どうしたんだ(の)!?二人が降りて来たら地上に影響がでるぞ(でるよ)!?」」
「お前等が言うな!!」
「桃殿が二週間戻って来ないのでこの雨ですよ!!」
この春〜夏へと代わる季節に冬獅郎(冬)とルキア(秋)が居るという本来あり得ない事実に驚き責める一護と桃の二人に、冬獅郎とルキアの二人が怒鳴る。
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