夢想

□秘密
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これは、あたしにだけ許されたシロちゃんからの特別な愛情の証。





秘密
〜桃ver〜







「んぅ…」


「まだ、真っ暗だ。今、何時なんだろう?」



枕元にある時計に手を伸ばしてみてたら、まだ夜明け前までに大分時間がある。



普段、夜中に目覚めると少し寂しくてそして切ない気持ちになるけど今日は別



だって、今日は隣にはシロちゃんが居るから



「…よかった。シロちゃんを起こさずにすんだみたい…」





昔から、シロちゃんは警戒心が強くて気配にはとても敏感。



普段だとあたしが目覚めたらその気配を感じてシロちゃんもすぐに起きてしまう。




でも、今日みたいにお互いを求めて合って眠った後はシロちゃんはいつもみたいに些細な気配の変化じゃ起きない。



でもね、そんな日こそあたしにとってはとても幸せな時間なんだ。





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