贈り物

□眠りたい
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なぁ…お前絶対分かっててやってるだろ?





眠りたい





ウッツラ…ウッツラ



「…ぁ」



日番谷がハッとしたように声を上げる。





「「「「「「「隊長一体どうしたんだろう…ιιιιιι」」」」」」」






さっきから、船を漕ぎ今にも寝てしまいそうな…普段の日番谷からは想像出来ない姿に、十番隊隊員達は驚きを通り越して心配していた。



今の時期は、特に忙しくない。



いや、寧ろ暇なくらいだ。


どこぞのバカ隊長が以前に書類を溜め込んだ時は、死に物狂いで十番隊全員総力をあげて一週間近く徹夜したものだが…今はそれもない(それに、その時でさえ日番谷は今みたいな状態にならず。常に凛としていた)



一体、何が隊長にあったのか?



「…もしかして、体調がお悪いのではないか?」

「いや、隊長に限ってそれはない!」

「ああ、前に風邪を引かれた時も全く気づかなかったしな!」

「後から知ってびっくりしたよね…全然普通だったから」



そう病気な怪我など自分達の前では、隠し通せる隊長だ。



「…となると??」

「松本副隊長が仕事しなくて疲労がピークとか?」


「バカ!それこそいつもの事でしょ!!」

「それで(副隊長のサボり)疲れてるなら隊長とっくに死んでるわよ!!
日常なんだからっ」

「…だよな。
でも、副隊長ってよく減給だけですんでるよな?」

「普通だったら、降格かクビになりかねねーもんな」

「うちの隊長がお優しいのよ」

「そうだな。他隊じゃ確実に(クビ)だろうからな」


「ちょっと話がズレてるわよっ!!」



隊長の心配から副隊長のサボり指摘(隊員達の間でも有名か)果ては隊長賞賛になっていた会話を一人がたしなめる。



「「「「「「あ、すまん(ゴメン)ιιιιι」」」」」」」




隊員達は、日番谷の方を盗み見ると日番谷が深く溜め息を吐いたところだった。



「「「「「隊長大丈夫か(な)…?」」」」」



顔を見合わせ心配していたら、そこに






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