空ヲ想ウ物語

□太陽の翼
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「運が良かったら、一万二千年後にまた会おうぜ!」











 そう、太陽のような笑顔を浮かべながら去っていくあなた─。
 永遠などないとわかっていても。









「…ゃ……いや…ひとりは……一人はもう嫌!!行っちゃやだ!!」










 去っていくあなたに向かって、必死に手を伸ばした──。
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