†鋼ノ話†

□どうか幸せで…
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時々戻りたくなる…

元居た世界に

でも戻れない…


「に…兄さん」

「なんだよ」

「た…大佐がいる…」

「あぁ」


あるの指差す方向にロイ・マスタングの顔をした男が居た



この世界には、あっちの世界のそっくりさんがいる

たとえば、アル、ヒューズさん、グレイシアさん、大総統とか…



「もしかしたらウインリィのそっくりさんも
いるかもしれないね兄さん」

「そうだな…」


そうだ…あいつの顔をしたやつも居るはずだ…


何も言えずに離れてしまった…

俺は結局あいつに何がしてやれたんだろう?

悲しませるだけで何もできてはいない…






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