『鬼と兎』

□4日め(桐山組)
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車で移動していると大きな厳つい門が見えてきた。
車を止め佐武が降りチャイムを押し開けるように指示をだした

゙ガラガラガラ゙と重そうな音をたて門が開きまた車に乗り移動を始めた
車の外には様々な植物生え川が流れ池まである

「あとどれくらいで着くんだ?」

「今、庭ぐらいだから。
後10分位ね」

「ものすごく大きいんだね〜。」

「東京〇ィズニーランドが15個分位かな」

「マジで、スゲー」

「組員は何人いるんだ?」

「直系と係属含めて500万は越えるな
桐山組だけで2万いくぞ」
「なるほどな、日本最大だけはあるな」

「着いたわよ」

そこには、東京ドーム3個分位はありそうな4階建ての家があり黒服の男達が待ち構えていた

「お帰りなさい!お嬢!」

黒服の男達が一斉に頭を下げる

黒服の中には鬼崎とアル達に絡んできたヤンキー達もいた

「先程はすいませんでした」

ヤンキー達は鏡華達に近寄り頭を深々下げ謝ってきた

「かまわんよ。今度から気をつけてね
君達名前は?」

「斎藤幸雄です」

「中村鬼道です」

「加藤将明です」

「伊藤誠です」

「近藤大樹です」

「後藤田・ルイ・ブラウンです」

「これからよろしくな」

「「「「「「はい!よろしくお願いします」」」」」」

鬼崎に相当搾られたようですっかり大人しくなっている

「あの〜。失礼ですが
こちらの、お方はどういった方なんですか?」

アルに持ち上げられた後藤田が恐る恐る聞いてきた

「俺か?俺は世界最強の殺し屋だ!」

トレンチコートの中から特注の拳銃を取り出じニッ゙っと笑う
男の頭をポンと叩き

「命拾いしたな。
お前ら、止めてくれた鏡華に感謝しな」

「はい!」

男達はまた深々と頭を下げ鬼崎についていった

「鏡華、器が大きいな」

「そう?親父を見習ってるだけよ。
鬼崎も元はあいつらみたいだったんだぞ」

「だから、組が大きくなるんだな?」

「うん。そういうこと
さあ、上がって」

「「お邪魔します」」

広い玄関をあがると100m位ありそうな廊下が広がっていた

「取り合えず。
あの事について話したいから私の部屋に行こ」

長い廊下を渡り階段を上がりまた廊下を渡り階段を上がり途中でいかがわしい部屋もあったがやっと鏡華の部屋に着いた
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