『鬼と兎』

□1日め(出会い)
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飛行機に乗ること約半日ようやく日本についた

今は町をさまよってるところだ

「大帝中ってのはどこにあるんだ?たく、地図くらい渡せよあの親父」

すっかり道に迷ってしまった。し、先程から周りの人がチラチラ見てくるのが気になる

自分の身長を考えると周りの人の視線の意味もわかるが
あまりいい気にはしない

「とりあえず、中学生ぽっいやつを探すか」

周りをキョロキョロと探していると

ドスンと誰かにぶつかった

目線を下に向けると自分より60cmくらい低い少年が尻餅をついていた

「ひい!す・・・す・すいませんでした。」

彼がぶつかったのを怒っていると思ったのか謝ってきた。

「大丈夫だよ。ちょっと聞きたいんだけど。大帝中学ってどこにあるか知らないかな?」

すると今まできょどっていた彼が『大帝』の言葉に反応した

「俺、大帝中です!」

運が良いことにぶつかった相手が大帝中だった

「マジでか!やったね〜。転校することになったんだけど場所がわからなくて悪いんだけど大帝中まで案内してくれない?」

「良いですよ〜。一緒に行きましょう」

彼は、優しそうな顔をして微笑んだ
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