Short Story
□今日の献立〜ノイトラ編（グリムジョー視点）〜
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丁度良くクッキーが焼けたからそれと紅茶持って机に置く。
グリムジョーは、俺のクッキーが好物…らしい。
「お前のクッキーやっぱうめぇわ」
「そーかぁ？俺はテメーのケーキの方がうめぇと思うぜぇ？」
俺が紅茶啜りながら言うと、グリムジョーは目を真ん丸にしてこっちを見てた。
俺何か変なこと言ったか…？
「俺のが？俺のはただテキトーにしてるだけだぜ？」
テキトーに作ってよく藍染や俺の舌を唸らす料理が作れるなテメェは。
そっちのほうがすげぇよ。
「普通に入れて捏ねて焼くだけだろ？」
「あのな、その動作が難しいからこの前ウルキオラが台所吹っ飛ばしたんだろ。」
あの無表情が表情の大人しい同胞がフツーの顔して広い虚園の台所を粉々にしたのはまだ記憶に新しい。
グリムジョーはその時一番近くに居た奴だから被害は相当来ただろうと思う。