Dear.珠樹
2008年2月29日。
あなたはお空に還りました。
あなたと過ごしたたった1ヶ月。
なにもしてあげられなくてごめんね。
自分勝手なままでごめんね。
決してあなたが疎ましかったわけじゃないんだよ。
あなたに最初で最後の贈り物。
親としてしてあげれる贈り物。
あなたの名前は『珠樹』
珠樹。
ままとぱぱを選んでくれてありがとね。
男の子か女の子かわからんくらいの大きさのあなたを殺したままを怨んでますか?
いっしょにお外歩きたかったね。
いっしょに公園でお砂遊びしたかったね。
いっしょに手をつないでお出かけしたかった。
今となったら言い訳にしか聞こえないよね。
珠樹。
こんな弱虫で意気地無しのままを選んでくれてほんまにありがと。
なんでままとぱぱを選んでくれたの?
珠樹にははじめからこうなるってわかってたの?
なのに来てくれたの?
ままとぱぱになにかを伝えたかったの?
珠樹。
珠樹がままのお腹に来てくれてままいろんなこと気付いたよ。
わかったよ。
珠樹がいなかったらこんな大切なこと気付かなかった。
わからなかった。
珠樹は体をはって教えてくれたんだね。
珠樹。
あなたのことぜったい忘れない。
忘れられることなんてできない。
珠樹。
今もこれからも愛してるよ。
天国からままとぱぱを見守っててね。