夢主設定
名前 森宮司(もりみやつかさ)
性別 男
容姿
黒い髪と瞳の典型的な日本人。祖母が外人のクオーターなため、日本人離れした綺麗な顔立ちをしている。
簡単な設定
過去に何度か異世界へ跳んだことがある。その際に若返るなど何回か経験しているため、見た目と精神の年齢には結構な差がある。
色んな世界の色んな能力を習得してきているので、戦闘能力は高い。
シナリオ
「ん…」
楕円形の、光り輝く鏡のような物体を通り抜けた。その瞬間に視界に入ってきたのは爽快な青空。と、訝しげにオレの顔を覗き込んで来る赤毛の少女。
「ちょ…なに? どうなってんのよ、これ」
辺りを見渡せば人外を引き連れる少年少女達。
なるほどな、今回の召喚は人間では駄目なのだな。
「そんな…」
そんなに落ち込まれるとこっちも悲しいのだがな。まぁとりあえず確認せねば。
「あんたがオレを呼んだのか?」
「へ?」
「オレをこの場に呼び出したのはあんたなのかと、聞いている」
「えぇ、そうよ」
オレの威圧を掛けた問に胸を張って応えるとはな、面白い女だ。
「了承した。ならば君が今からオレの主だ」
「あはっ、あはは、あははははは! どうしたのかしらキュルケ! 平民を呼び出すなんてね。凄い面白いジョークだわ!」
オレの主となった者と同じ、黒いマントを着た桃色の髪を持つ少女がよく通る上品……では無いが、綺麗な声で背後から叫んでいた。
「うるさいわね」
理由はどうあれバカにされているらしい。主も、オレも。理由も分からず貶されるのは腹がたつ。
「おい小娘」
「こむッッ!?」
まるで自分は小娘では無いとでも言いたげだが、そんなツッコミはするき無い。
「そうだ、あんただペチャパイ」
「ペチャァア!?」
さっきから何なのだろうか、周りの人間は皆揃って口元か腹を抑えている。
「主の侮辱は赦さんぞ……」
多少殺気を混ぜた。この嬢には悪いが力量の差は教えん……と……
あぁ、そういえば。今朝何も食べて無かったんだ……
「ちょっとあんたぁ」
ここでオレの意識は途絶えた