★Shaman King★
□short storiesⅠ
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episodeⅠ～astonishment～
居間で別段おもしろいというわけでもないテレビを二人で見る。
｢そんなの関係ねえ｣とか言うのが聞こえる。裸で寒そうだ。
沈黙を破るかのように一言。
｢冬なのに寒くないのかしら。｣
『いや、寒いだろうよ。』
｢売れてるの?｣
『売れてるんじゃねえか?よくテレビでも見るし。チョコラブもファンとか言ってたぞ。』
｢アイツのセンスは当てにならないわよ。｣
『だな。前、“チーズケーキ”とかやってたけど、さっぱり分からんかった。』
｢ふーん。…こいつ何ていうの?｣
『小島としおだろ?アンナ、好きなのか?』
「…まあ、それなりに、ね。」
『ふーん。………ウェッ!?』