★Shaman King★
□impudent
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太陽も高く昇り、ぽかぽか陽気のある日のこと。炎では例のごとく、アンナは居間で頬杖ついてテレビを眺め、葉は昼ご飯の用意をしているところだった。
きっとこうして穏やかに、まったりとした一日が過ぎていくと思われた。そう、このときまでは…
ピンポーン
『アンナー。オイラ手が離せんから出てくれんかー?』
「ったく。まん太かしら?」
気は進まないが、重い腰をあげて玄関へと向かう。
「はーい。どちらさ……」
言いかけた言葉がつまる。目の前にいるのはこの世で1番会いたくない人物。
そう、その名も―――