Novel&Poem

□君がいたから…
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ある日、私と妹だけになった


両親と年の離れた妹は交通事故に合った

その時、私は友達の家に遊びに行っていた

それを知ったのは、病院からの電話だった

私は急いで病院に向かった

しかし


行った時には両親の顔には白い布がかけられていた


その隣には、腕に包帯を巻いた妹の姿があった



あとから医者の話を聞くと

両親は即死だったが、妹は奇跡的に腕の骨折だけだったらしい


そのかわり
妹は笑わなくなってしまった

幼い妹の心には大きな傷が出来てしまったのだった




私は、本当に妹が生きてよかったと思う



そのとき

私は16歳で

妹は10歳だった



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