裏系はR18でお願いします(´∀`)

□勝利兄ちゃんのミルク
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九月と言えどまだまだ暑い。
たくさんの氷でキンキンに冷やしたコップを傾け、俺はコーラを飲んでいた。

「ねえ、勝利兄ちゃん」

舌ったらずな声で足元から呼んでくるのは弟の努力。
俺の腰までしか背がないため、自然、上目使いをされる。元々大きな目ん玉。それが更にくりくりってなるさまは可愛いすぎてたまらない。
・・・・・・が。
兄としてしまりのない姿を見せられないのもまた事実。
俺はにやにやしないよう気を引きしめながら、

「何だ?努力」

と相槌を打ち、悠然にコーラを口に含んだ。もちろん目と目の位置がぴったり合うように腰も落としてやる。
すると努力は満足げに微笑み、喜々として話の続きを再開させた。

「あのね、おっぱいっておいしいんでしょ?」

「ぶほぉあっ!!」

「うわぁ!勝利兄ちゃん大丈夫?」

盛大にぶちまかれた黒い炭酸水。台所と服が汚れたがそんなこたあどうでもいい。今重要なのはおっぱいだ。
今年で小学校三年生になる俺でさえ最近エロ本を読みだしたぐらいなのに、いくら何でも幼稚園生の努力がおっぱいだの何だの、そういうのは早すぎるだろ!
俺は努力の肩を掴み、ガクガクと揺さぶった。

「努力っ!お前どっからんな話を拾ってきたんだよ!あ!?」

「うあっ、あっ、よっちゃん先生だよっ」

「よっちゃん先生って、世直しがか・・・・・・?」

努力の幼稚園の迎えは俺の仕事だ。当然世直しのことは知っている。
顔つきが怖くてガタイのよい、必要以上に喋らない寡黙な園長だ。でもそんな外見とは裏腹に、子ども好きの優しい奴で、子ども達からはジャングルジム代わりにされて慕われている。
片面でも総和でも、おっぱいうまーなんて言う低品格には到底見えない。

「“あの”世直しが、おっぱいはおいしいって言ったのか?」

あまりの信じがたさに、俺は確認の意を込めてそう尋ねてみる。

「うん!」

迷いも躊躇もなく、にっと、夏のひまわりのように元気に笑って頷く努力。

「そうか・・・・・・」

いつもならこの笑顔に癒されるのだが、

「こんな無邪気な子どもにおっぱいはうまいだなんて吹き込むとは・・・・・・!!許せねえ!」

と、今の俺には怒りの引き金にしかならない。

「勝利兄ちゃん?」

「努力、世直しの野郎に他に変なことは言われてないか?」

うーんと・・・・・・と、努力は少し上を見上げる。
そして、そこに浮かび上がる映像を読みあげるようにたどたどしく語りだす。

「今日ね、師匠のママが忘れ物のお弁当を届けに来てね、その時やあなちゃんもいたの。
それでね、やあなちゃんにたまごやきをあげようとしたら、よっちゃん先生が、『赤ちゃんはママのおっぱいから出るミルクしか食べられないんだよ』って。
たまごやきが食べられないなんて、可哀想って、僕、言ったの。
でも、『ママのおっぱいはとってもおいしいから、他の物を食べられなくても大丈夫だよ』って。『栄養もたくさんあるんだよ』って。よっちゃん先生が言ったの」

「・・・・・・・・・」

世直し、有らぬ疑いをかけてすまんかった。

「ねえ、おっぱいから出るミルクっておいしいんでしょ?僕も飲んでみたい!」

努力は真っ直ぐな微笑みを浮かべ、俺の服を捲った。
外気に晒され、胸の突起がぞわぞわする。

「うわぁ、勝利兄ちゃんのおっぱい、ぴんく色で可愛い」

「・・・・・・可愛いって」

苦笑する俺。
その一瞬の隙に、努力はぐんっと距離を詰み、先っぽをぷちゅりとくわえた。
熱くてやわらかい口内。
俺はたまらず体をくねらせる。

「って、おい、努力っ!男はミルク出ねえぞ?あれは大人の女のみのスキルだ!」

努力は首を振り、ちゅうちゅうと俺の乳首を吸引し続ける。

「・・・・・・ったく・・・・・・」

俺が本気になれば努力を引きはがすのは簡単だが、そこは可愛い弟。手荒な真似はしたくなかった。

「っほら、何も出てこないだろ?・・・・もう、口、離せって・・・・・・」

俺は変な声が出そうになるのを耐えながら、努力に言い聞かせる。と、努力は口を離してくれた。どうやら理解してくれたらしい。

「な?おいしくなかっただろ?」

「ううん。コーラの味がして、すっごくあまいよ?」

まさかのコーラ味。にこにこ顔の努力は、次にソフトクリームをすくいとるように乳首を舐め始めた。

「ちょ、待て、努力っ・・・・・・!」

努力の舌や口内で、好き勝手に転がされる先っぽ。
じんじんとするうずきが乳輪に広がっていき、勝手に背中がしなる。

「あっん、やめろっ、努力・・・っ・・・」

「勝利兄ちゃん、苦しいの?」

俺の息が荒くなってきたのを心配してか、努力が俺を見つめる。

「もしかして、僕が舐めると痛いの?ごめんなさい」

あどけない無垢な赤い瞳が悲しげに曇る。
死んだ父親と、体が弱く入退院を繰り返している母親に代わり、努力は俺が世話をしている。だが、それを大変だと思ったことは一度もない。
こいつの笑顔を見れば、何だってへっちゃらに変わるからだ。
そうだ。俺はこいつを笑顔にできるのなら、何だって平気だ。

「・・・・・・ちがう、大丈夫だ。気持ち、良い・・・・・・から、泣くな・・・・・・」

快感で回らない頭で振り絞ったフォローの言葉。
言ってから、俺はしまったと思った。

「気持ちいいの?じゃあもっと舐めてあげるね!」

努力は兄想いのよくできた弟だ。
俺のためになると思えば何でもやろうとする。

「んんっ!」

努力の舌使いが早くなる。
だが、俺はそれを止めることができない。
体の内側からむず痒い熱がどうしようもないほどわき出て来て、理性を飲み込んでいく。

「勝利兄ちゃんの乳首、最初と形が違うね。どうして?」

努力の手がもう片方の乳首に向かった。
今まで触れられていなかったのに、痛々しいほどツンととがっている乳首。
それを親指と人差し指で、おもいっきり捻られると、背筋がのけぞるほどの快感が走った。

「あっん、んんんっ・・・・・・!」

今までオナる時はちんちんだけだったから、こんなに乳首が気持ち良いなんて知らなかった。

「はぁ、はあ、はあっ・・・!!」

ぐりぐりと力任せにこねくりまわされると、腰も勝手に動き出す。
下半身は焼けるように熱くて、自分の体じゃないみたいだ。

「はあ・・・はっ、あつい・・・・・・ちんこ、へんっ・・・・・・」

小学校三年生の俺に、この快感を止められる余裕はなかった。
俺は努力に乳首をいじられながら、自分のズボンの中に手を突っ込んだ。
ちんこはもうびしょ濡れで、握っただけで全身がびりびり奮え上がった。

「ふぅ、う、う、うっ」

無我夢中で上下にこする。と、身体中のすべての血液が集まってきて、破裂しそうになる。

「もう!勝利兄ちゃんの体、びくんびくんって動いて舐め辛いよう」

努力がすねるように言って、俺の体を抑えつけるように膝に乗ってきた。
ごりっと、俺のちんこが努力の膝に押し潰される。

「・・・・・・つぅうう!」

痛い。のに気持ち良い。
俺は勢いよく射精した。

「勝利兄ちゃん?」

ぐったりとした俺を、いぶかしげに見る努力を体から離し、

「もう終わったから・・・・・・」

と、告げる。
そして、ズボンから手を取り出す。べったりと白いものが付いていた。

「うわあ!」それを見て、努力は興奮したように俺のズボンをむく。

「お、おい、何だよ急に!」

「わかった!男はここからミルクが出るんだね!?」

「ちがっ・・・・・・」

言い終わる前に、努力は俺の汚れたちんこに舌を這わせた。
イッたばかりの敏感なそこは、すぐに元気に立ち上がる。

「っ・・・う・・・」

「ここもおっぱいみたいにピンってなったよ?だから、勝利兄ちゃんが気持ちいいってなってるってことだよね?」

そう嬉しげに言うと、努力は俺のちんこをくわえこみ、上下に頭を振った。
じゅぽじゅぽとひわいな音が部屋中に響く。

「ふぁっ!?あっ、あっ、あっ・・・・・・!!」

初めてのフェラ。ちんこがとけるような倒錯。そのあまりの気持ちの良さに、俺は努力の頭を掴み、自分から股間を押し付けていた。

「んあっああ・・・も、でるっうぅ・・・・・・っ!」

「勝利兄ちゃんのミルク、いっぱい出して?」

努力が笑顔で待ち構える。
その笑顔であっけなく第二発を射ったのは、言うまでもない。

***

俺と努力のいけない遊戯は、その日で終わらなかった。
俺が努力をお風呂に入れる日。
決まって努力はこう告げる。

「僕、勝利兄ちゃんのミルクが飲みたいな」


終わり

あとがき


気持ち悪い話でごめんね!(第一声がそれか)
出てこないけど、幼稚園での努力の担任はラマンちゃんで、隣のクラスの先生はひしょ香ちゃん。あと、理事長は会長という無駄設定。
いつか普通の話で幼稚園日常を書いてみたい(´∀`)
あと勝利→幼少努力も。

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