短編
□朝のお目覚め
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「う゛お゛ぉい!飯だぞぉ!」
朝、スクアーロがあたしを起こしに来る。
いつもエプロンつけてて、この時だけ、彼をかわいいと思ったりする。
『ハイハイ、今起き……ッ!』
何で!?
何でエプロンしか着てないの!?
![](http://id1.fm-p.jp/data/218/03garnet13/pri/38.jpg)
「どうしたんだぁ?あぁ、これかぁ。雑誌に載ってたんだぁ、“裸エプロン”って言って、相手が嬉しくなるらしいから。」
『どんな雑誌読んでんのよ!ってか、男がするものじゃないでしょ!』
「とりあえず起こしたからなぁ。早くこっち来いよぉ。ん?何でまた布団かぶってんだぁ?」
『ちゃんと行くから…!』
エプロンで後ろは隠れないのよ!
それするならずっとこっち向いててよ!
「…おーい、布団めくるぞぉ。」
『ちょっ…やめて!』
言った時にはもう遅く、布団はめくられた。
「嫌、だったかぁ?」
『そうじゃなくて…
いきなりそんな嬉しいことされて、ちょっと興奮してんのよ。』
あらあら。
スクアーロ、企画した本人が照れてちゃダメでしょ?
スクママーン、ご飯持ってきて〜?