短編

□朝のお目覚め
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「う゛お゛ぉい!飯だぞぉ!」






朝、スクアーロがあたしを起こしに来る。





いつもエプロンつけてて、この時だけ、彼をかわいいと思ったりする。




『ハイハイ、今起き……ッ!』




何で!?



何でエプロンしか着てないの!?









「どうしたんだぁ?あぁ、これかぁ。雑誌に載ってたんだぁ、“裸エプロン”って言って、相手が嬉しくなるらしいから。」




『どんな雑誌読んでんのよ!ってか、男がするものじゃないでしょ!』





「とりあえず起こしたからなぁ。早くこっち来いよぉ。ん?何でまた布団かぶってんだぁ?」






『ちゃんと行くから…!』





エプロンで後ろは隠れないのよ!





それするならずっとこっち向いててよ!





「…おーい、布団めくるぞぉ。」





『ちょっ…やめて!』





言った時にはもう遅く、布団はめくられた。





「嫌、だったかぁ?」





『そうじゃなくて…




いきなりそんな嬉しいことされて、ちょっと興奮してんのよ。』





あらあら。





スクアーロ、企画した本人が照れてちゃダメでしょ?






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