天使は笑った






『沖田様〜』


「げ、雌豚」



沖田はいつものようにやって来た女に露骨に嫌そうな顔をした。



『狽ヲぇっ、ちょ、沖田様!!げ、ってなんですか!』


「そんなこともわかんないんですかィ?

“うわ、また来たよコイツ。どっか行ってくんねェかなァ。本当に消えてくれねェかなァ”

って意味でさァ」


『沖田様ぁ…そんな突き放さないで下さいよぉ…』



女はポロポロと泣き始めた。



「何、泣いてんでィ。お前の目は水道?一日に何回、水漏れしてんの?ちゃんと修理に出しに行けよ」


『修理は沖田様がしてください…っ』


「嫌でさァ。めんどい」



沖田はアイマスクをつけ始め、寝の体勢に入った。



『ふーんだ!もういいです!!私、土方さんの所に行っちゃいますからね!』


「行ってらー」


『あ…後で戻って来いって言われても私知りませんからね?!』


「その前に戻って来いって言わねェから安心しろィ」


『ほ…本当にいいんですか!?行っちゃいますよ?!』

 
「行ってこい。そして土方コノヤローのマヨ菌に感染して二度と戻って来るな」


『…沖田様のばーか!!もう知りません!』



女の足音が小さくなっていく。その音を聞いて沖田は口の端を上にあげた。



「…アンタが俺の所に戻ってくるのは目に見えてるんでさァ」






夏風が吹く、

7月のある日――…







 
―――――――――


…7月過ぎてるぅぅう!!

7月から始めて夏休み中に終わらせるつもりだったのにィ!!

でもこれ夏のお話ですからね?!


…夏休み中に完結は無理そうなので、季節感なしで連載していこうと思います←


“天使は笑った”というタイトルの通り、ヒロインちゃん“天使”なんデス☆←


2人の出会いは○○○の花に囲まれてです。

その花も大きく関わってきますので!
いや、そこまで大きくないかな?(オィ


この連載は甘・ギャグ・シリアス…で進めて行きたいとは思ってますが、結構シリアス多いかもです…


そして沖田さん。皆さん大好きのツンデレで進めて行こうかと思います!(パチパチ

まぁそのツンデレが展開を辛くさせますがね…←


おっと!これ以上言うとネタバレになるんで、とりあえずここで…

質問がある方はどうぞ!ネタバレにならない程度なら答えられますので(^^)


では\(^O^)/

 


感想・質問など一言どうぞ!



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