水滸単

【か】 8件

【科挙 (かきょ)】
官吏登用試験。
随に始まり宋代に完成。
解試(郷試)、省試(会試)、殿試の3段階からなる。それぞれ各省の首府の貢院で3年に1度、解試の翌年都で、皇帝自らの下問で行われた。
解試を合格すると挙人、殿試を合格すると進士の身分を取得出来る。
受験者は食料と寝具を持って個室に閉じこもり、連続30時間以上の筆記試験を受けた。


【簡 (かくぼう)】
鞭の類の棒状の武器。
打撃部の断面が四角形や三角形になっているのが特徴。
赫思文が使い手。


【家塾 (かじゅく)】
寺子屋のこと。


【花石綱 (かせきこう)】
宮中の庭園用に江南地方の珍しい樹木を集めた時、その御用船団に付いた名。
花石綱は江南の人々を苦しめた。


【監鎮 (かんちん)】
鎮の長官。
徴税を司る。
因みに陳は府、州、軍、監の下に位置する。


【岳飛 (がくひ)】
南宋初期の武将。
農民に生まれ軍に投じて武功を立て、軍閥の頭となる。
臨安を都として再建された宋において、あくまで金軍と戦う事を主張したため和平論者の秦檜に殺された。
現代においても国難を救おうとした民族の英雄として崇拝されている。
水滸伝には登場しないが、『星降る』には宋江の弟弟子として登場。但し宋江のシンパではない。


【瓦子 (がし)】
城内のあちこちにあった盛り場。
中には勾欄がある。


【衛門防御使保義 (がもんぼうぎょしほうぎ)】
官庁の警備隊長のこと。



[戻る]



©フォレストページ