水滸単

【ほ】 7件

【方士* (ほうし)】
生まれつき五行のいずれかに高い親和性を持ち、その力を行使することが出来る者。
仙人は修行によって術を会得・成長し、五行の全ての力を行使することが出来るが、修行による成長は殆どなく、他の五行の力を行使することは出来ない。
張清、劉唐などが該当。


【方丈 (ほうじょう)】
道士の住居のこと。


【方天戟 (ほうてんげき)】
長い柄の先端にある穂先に左右対称の三日月状の月牙のついた武器。
槍のような穂先は突き刺すために、月牙は斬るために使われた。
月牙が片方にしか付かない物は青竜戟または戟刀という。
呂方、郭盛が使い手。
因みに『三国志演義』の呂布の武器として有名だが、成立は宋代なので三国時代には存在しない。


【保甲制 (ほこうせい)】
王安石が作った制度で民間の自営自治の組織。
10家を「保」、50家を「大保」とし、10大保を「都保」とした。


【星守人* (ほしもりひと)】
水滸108好漢のこと。
天光36星、地殺72星の生まれ変わり。


【保正 (ほせい)】
保の長、即ち名主のこと。


【朴刀 (ぼくとう)】
柄の先に長く幅広片刃の刀身を取り付けた大刀に似た武器。大刀に比べると全長に比べて刃長が長い。
廉価で民間でよく使われた武器。
水滸伝の多くの好漢が愛用。



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