水滸単

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【字 (あざな)】
実名以外に用いた別名。
本名を呼ぶことが出来るのは両親と主君だけで、他人が呼ぶことは無礼とされる。
自ら命名するのでその人の性格を反映する事がある。
因みに名と字を並べて名乗るのは間違い。
(例:諸葛亮孔明は間違い。正しくは諸葛亮、諸葛孔明)

【暗器 (あんき)】
隠し武器のこと。
護身用もしくは暗殺用。
多くは小さく軽い物や、日常生活で使われる工具や農具などにカムフラージュ出来る物。

【弩 (いしゆみ)】
通常の弓のように腕力だけで発射するのではなく、弦を引き金にかけてから箭を発射する武器。
西洋のクロスボウにあたる。
燕青が使い手。

【員外 (いんがい)】
員外郎の略。
名目だけの役職で金で買えるため、富豪がよく手に入れた。

【生まれ変わりの父母 (うまれかわりのちちはは)】
恩人に対する言い回し。

【盂蘭盆 (うらぼん)】
陰暦7月15日に祖霊を供養する仏事。

【雲水 (うんすい)】
遍歴修行僧のこと。

【円寂 (えんじゃく)】
涅槃を表す語。転じて僧侶の死。
入寂ともいう。

【押司 (おうし)】
上級書記。正規の役人の下に付く胥吏と呼ばれる非正規の役人のトップ。
中央から派遣される役人と違い土着の人間がなるもので、多くは世襲制。土地柄に詳しいため役所仕事には不可欠だった。
正規の役人ではないので給金はなく、一般人から取る手数料が収入。

【鴨嘴灘 (おうしたん)】
金沙灘と同じく梁山泊の本拠地の船着場の一つ。
梁山湖の北側に位置する。

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