メルマガ用小説置場

□Complex 
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楽屋に戻ると、ジニはシークレットブーツを脱いだ。

「は〜・・・やっぱりこの靴疲れる・・・ダンスもしづらいし」

「あははは、どうせなら165センチしかないってこと公表しちゃえば?」

「いやだよ、今まで隠してたのがばれるのは」

「ははは」

「そういえばヘソンはこの間の脂肪吸引の痕はもう大丈夫なの?」

「あー、今回結構きつかったんだよね〜・・・ま、でも大丈夫だよ」

「そう、ムリすんなよ」

「ありがとう、ミヌこそ」

「ん?」

「毎日剃るの大変だろ」

「ああ・・・まあね」

「でも剃らないとなあ・・・ゴリラみたいになっちゃうし」

「あははははは・・・」

「臭いも凄くなっちまうし」

「そうだよね」

「いいよね〜・・・俺にその毛ちょうだいよ」

「ははっ、エンディはなあ・・・まあでも、全然わかんないよ、カツラをつけてるなんてさ」

「そう?結構面倒くさいんだよ〜これ〜。激しいダンスは冷や冷やする」
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