小説【三國A】
□森
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『森』
「なー……。周瑜ー…?」
「……何だ?孫策」
「ここ……何処だよ」
「私が知るか」
「……」
「……」
「……」
「そう見つめてくれるな。妙な気分になってくるではないか」
「なるな周瑜のど阿呆がっ!!!」
ここは深い深い森の中。「孫策と周瑜はいつものように二人で手を繋いでルンルンと散歩を楽しみ、いつものようにイチャイチャとラブラブとしていた所、とっぷりと日も暮れてきました」
「何途中でナレーターのフリして有ること無い事言い散らしてんだよお前は!?」
「ふっ、何を照れる事がある?全て事実ではな…」
「俺達はただ遠乗りに来てただけだろーっ!?そもそもまずこの場合は歩いてんのは俺達じゃなくて馬になるずぇ!?つまり散歩って馬の散歩だずぇ!?」
「……っふ。今日は良い天気だな孫策。まさしく瑜策日和だ(遠い目)」
「もう意味わかんねぇずぇ(呆れ)」
「ふふ、ツッコミが短くなる君も可愛いよ孫策(とにかく愛)」
「ぁーあーあー。もう!お前がこっちの森に良い場所があるって言うから来たのによー!何で迷ってんだよ俺達は!?」
「綺麗にスルーしてくれたな孫策。…まぁ良い。何を言うかと思えば。良い場所ではないか。コレで私と君は晴れて二人きりとなれたのだぞ?嬉しくはないのか孫策?(輝かんばかりの笑み)」
「はぁ?」
「照れなくても良い。ほら、嬉しいんだろう?正直にいってごらん?(超美声)」
「な、何急に顔近づけて…!!(焦)」
「ほら、もうこんなにも顔赤くしちゃって…。可愛いなぁ孫策は。まだ慣れないのかい?」
「お、お前の顔に慣れるヤツなんて、殆どいな…(真っ赤)」
「おや?それは何故?(確信犯)」
「き、き、きれ…っ、……だぁあもうっ!!お前が変態だからだ変態瑜ーっ!!(半泣き)」
「……///(瑜様悶える)」(ぁあ…。もう…!可愛い過ぎる……っ!!)
「ぅおあ!?ちょ、突然抱きつくなよ周瑜っ!?」
「すまないな、孫策。もう無理だ。今日はここに泊まろう。たまには野営も良いものだろう?ほらもう夜だし明日明るくなってからの方がこれ以上道に迷わなくて済む」
「お前迷ってるって認めてたんじゃねーか」
「さぁ寝よう孫策っ!!」
「馬鹿言ってんじゃねぇよ周瑜のど阿呆――っ!!!」
<END>
hr
ごめんなさいごめんなさい眠かったんです…(汗)