小説【VOCALOID】

□はじまりの音
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【世界観】
ボーカロイドは人間化しています。現代パラレル。同コンテツ内の「さようなら」と同じ世界ですが、その二人の出会い編となっております。つまり、過去の話です。


【登場人物】

神威がくぽ:
19才。難関国立大学の1年生。頭良し・顔良し・家柄良しで、大人びた性格。
昔から社交的な場に出る事が度々あった為、ポーカーフェイスが得意。感情はあまり表に出さない。
落ち着いた言動から「大人の男」といった雰囲気。人望が厚く、男女問わず人に好かれる。
昔はカイトの近所に住んでいて、とても仲が良かったが、他県にある中高一貫の進学校へ行っていたため、カイトとは大学進学を機に再会した。


始音カイト:
17才。高校2年生。人見知りで、自分にあまり自信がないことからあまり積極的ではない。
性格は温和であり、話していると何となく癒される為、人に嫌われることは殆どなく、仲良くなった人からは重宝される。
容姿はがくぽのように華やかさを伴う格好良さは無いが、全体的に整っていて、中世的な美しさ。どちらかといえば守ってあげたくなるとよく言われる。
高校進学の直前に見つかった病があり、手術でなければ治らないが、それさえすれば80%の確率でほぼ治ると医師から言われている。今年の春に手術の予約が取れ、3年に上がるまでには施術出来ることになった。
幼い頃に父親を亡くし、母と二人暮らしだが、医療費並びにカイトを大学進学させる為に昼夜働き詰めの母親は週末に一度帰って来れればいい方で、実質殆ど独り暮らしの状態。
親の負担を少しでも減らそうと国公立を目指している。


初音ミクオ:
17歳。高校二年生でカイトの同級生であり親友。
女性のような顔立ちで柔和な笑み。人当たりもよく大人受けも良いが、打ち解けてくると穏やかどころか非常に男らしい。
怒らせるとナイフよりも鋭利な言葉の羅列で心をズタボロに抉られる為、陰で恐怖されている。
カイトとは中学から仲良くなった。彼の家族構成等、深いところまで知っており、色々と心の支えになっている。
輝かしい黒い笑みでいびりつつも、カイトが大事で大好きで、彼を傷つける者には容赦しない。


初音ミク:
16才。カイト、ミクオと同じ高校の一年生で、ミクオの妹。
ミクオと顔はそっくり。カイトの事は第2の兄としたっている。カイト大好き。

基本初音兄弟はカイト至上主義というか、カイトを一番に考えるカイト大好きっ子です。



随時増えたり変わったり(ぇ)していくかもしれません。
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