『コラム』

□世界で闘える選手
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世界で闘うには,それ相応の能力が要る。それに耐えうるメンタリティも要る。なにより体がもちこたえなければ選手として話にならない。

世界で闘う…
極限にたたされたとき,なにが選手に必要なのか?なにが一番選手をささえるのか…?


2008年7月,北京五輪に向けた反町ジャパンの最終メンバーが発表された。
それまで呼ばれるときもあれば呼ばれない時期もあったタニが,このメンバーリストの中にあった。

谷口博之選手,北京五輪代表に。


選考基準は,その場しのぎでない,本番で勝てる選手。
監督は,
フィジカル,真面目さ,日常生活の態度,チーム貢献,メンタリティ
などを選考理由に挙げた。
はっきり言ってタニそのものである。


フィジカル
申し分ないほどの屈強な体の持ち主。身長182cmに加えて,当たり負けしない屈強なボディバランス。ぶっちゃけ「脱いだらスゴイんです」。彫刻のようなムキムキボディにびっくりするはず。それも,いつものトレーニングなくしては保持できない。


真面目さ
プロ前のマリノスユース時代はチームキャプテンもしていたタニ。サッカーへの真面目さは人一倍。とにかくサッカーにかける情熱は誰にも負けないくらいのものがある。まさにサッカーをするために生まれてきた男。

メンタル
これほど真っ直ぐにサッカーにぶつかれる選手は,今の時代,なかなかいないと思う。そのあふれる闘志で,体ごとゴールに飛びこむ。まさに100%気持ちで闘える選手。
フィジカルの強さもさることながら,このメンタリテイは,世界で闘うチームを気持ちで引っ張ることのできる大きな存在となることは間違いない。
最後は技術より気持ちだ。ヘトヘトにへばってしまう後半でも,気持ちで当たりにいける。ゴールに向かって走り続けられる。
こんなに強い選手,日本ではなかなか見つけられないのではないだろうか?

谷口博之,
五輪では12を着る。
大好きな先輩が着てた13に近い番号を…。

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