作品台本
□マジ☆ラビ番外編
1ﾍﾟｰｼﾞ/2ﾍﾟｰｼﾞ
シンの回想
アスカ｢もう、いい加減にしたらどう!?あんたはあたしのタイプじゃないんだってば！｣
エコー、繰り返し
悩むシン
シン｢むむむ、何度も何度も同じ事を言われているが、僕のどこが気に入らないというのだ。僕のほうがあの地味男より何もかも優っているはずなのに。渡羽なんかのどこにひかれるのかサッパリ分からない｣
ティアラ｢…シン様、本当にそう思ってらっしゃるんですか？あなたのような方についていく女性はどこの次元にもいないと思いますよ？｣
シン｢な、言わせておけば、このむしけ…いや、ティアラお前何か知っているな？｣
ティアラ｢何をですか？｣
シン｢たがら、渡羽の秘密だ。なぜアスカ姫は僕ではなくヤツを選ぶのか｣
ティアラ｢そうですね、まあ、はじめは一目惚れだったようですけど、姫様は渡羽さんと共に過ごし渡羽さんの人柄や、やさしさにひかれたのかもしれません｣
シン｢なに、優しくするだけでいいのか、簡単だ｣
ティアラ｢いえ、それだけでは。あ、渡羽さんがあなた（強調）から姫様を守ろうとした時見せた姿は、普段はあまり見られない一面という感じで男らしく素敵でした！シン様と渡羽さんは本質的に違っているのであきらめたほうが…｣
シン｢普段見せない一面…そうか、アスカ姫はギャップに弱いのだな！よし！｣
ティアラ｢あ、え？ギャップ？まあ、それもちょっとはあるかも知れませんが…｣
シン｢ありがとう。ティアラ！｣
ティアラ｢あ、あのぉ、聞いてます？｣
シン｢さらばだ！｣
すたたたた
ティアラ｢あぁ、行っちゃいました。姫様にあきらめさせるようなアドバイスをするように言われていたのですが…あのやる気、私何か余計な事言ってしまったんでしょうか〜…とりあえずあとを追わないと｣
ぴゅーー…
シン｢（遠くで）はーっはっはっはっは｣
ティアラ｢あぁー、何かもう始まってます〜;｣
アスカ｢ちょっと、シン！あんた何しにきたのよ！？｣
シン｢アスカ姫、今日はあなたに伝えたいことがあって来たのです｣
アスカ｢后になれってんでしょ？もう毎回毎回…｣
シン｢いえ、アスカ姫。あなたに用はありません｣
アスカ・渡羽・ティアラ｢は？｣
シン｢あなたに渡羽は渡さない！渡羽は僕がもらっていく！｣
アスカ・渡羽・ティアラ｢っえ〜〜〜！？｣
ティアラ｢ギャップって、そういう事じゃありませーんっ！！｣
シン｢はーっはっはっはっは！以上だー。来い、渡羽！｣
渡羽｢うわっ、何するんですかっ！？放して下さいーー！やめろ〜〜｣（どんどん離れてく）
アスカ｢きゃあぁぁー、渡羽〜！（泣）ティアラ、あいつに何言ったのよぉ！？｣
ティアラ｢うえーん、すみませーん；｣
おわり