…暇だ…
□キョン子の日常
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暑さがうざったくなってきた8月、そんなある日の事だった。
「キョン子さん、すいませんが私の日直を手伝ってもらえないでしょうか?」
と微笑をしながら一姫が話し掛けてきた。
「えぇい、なぜ私があんたの日直を手伝わなきゃいけんのだ」
微笑しながら話し掛けるな気色悪い。
「いえ、一人でも出来ますが二人の方が速いでしょう?」
自分の事は自分でしろ。
「別にいいが簡単なやつしかしないぞ。」
「ええ、充分ですよ」
そういいながら私と一姫は日直をして大体が終わった頃
「あとは黒板を消すだけですね」
「そうみたいね」
そう言いつつ二人で消してゆく。その時だった。
「うふふ、距離、近いですねb」
「!!、気色悪い、近ずくなよ!」
「うふふ、ほんの冗談ですよ。」
顔がかなりマジだったのは気のせいか。
「ありがとうございます。これで仕事はおしまいです。」
長かったな。気色悪いかったし…
「では、また明日。さようなら。」
ああ、さようなら。
しかし気がつかなかったね。まさかあのあと一姫が黒板に『キョン子萌〜』と書くなんて…次の日がが大変だったなんて言わなくてもわかるだろ?…
〜完〜