漆黒の若姫
□巻ノ壱
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「えっ、何!!降ってきた?」
やばっ!見られた?じじいごめん。
うん?もう1人いた!!しかもなんか笑ってるし。
っと、それよりなんとかしなくちゃ・・・
『えっと、どうも。並盛高校の方ですか?』
さりげなく話題変えられないかなぁ・・・
・・・なんて考えが甘かった・・・
「見りゃぁ分かるだろ。それより今のはどうやったんだ?」
わぁ。この人やっぱりなんか黒い・・・
仕方ない、結構無理はあるが嘘をつこう。
『僕、結構運動神経よくっt「嘘だね」
あれ?さっきの人印象変わってない?
なんか、もう1人と同じ黒いものを感じるんだけど・・・
とりあえず何気なく時計を見ると、もう時間が無い!!
『あのっ、もう時間がピンチなんでさようなら!!』
後ろを振り返ってはいけない!!
何か恐ろしい気がする。
「今の子、俺でも心が読めなかったぞ。その性質はボンゴレに欲しいぞ。ツナ。」
「そうだね。僕も興味が湧いたかも。リボーン。(結構可愛かったしね)」
あの子、並高の制服着てたよな?
っということは、またあえるだろう。
「面白くなりそうだぞ。」
リボーンと呼ばれた黒い帽子をかぶった男はそう呟いた。
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