tennis novel

□星に願いを…
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「願いごと?」

「短冊に願いごと書いて笹に飾るにゃ」

「英二、それじゃ分かんないよ。越前、日本ではね、7/7に七夕っていう行事があるんだけど知ってる?」


朝眠い目を擦りながら部室に入ったリョーマはいきなり菊丸に捕まった。
そして何の前触れもなく「願いごと決まった?」と聞かれたのだ。リョーマにとっては『???』の状態。
リョーマが困っているのが分かった不二が助け舟を出してくれる。


「七夕?何か聞いたことあるような…。織り姫と彦星がどうのって…」

「へぇ、それは知ってるんだ」

「あまり詳しくは知らないっスけどね」

「そっか…。それは後で手塚にでも聞いてみてごらん?それで英二の言っている願いごとはね…」
                                  
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