tennis novel
□惚れ直すに決まってんだろ?
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「はぁー」
「何やねん?朝から溜め息なんかついて…」
「だってよー、朝から世界史なんて…、つまんねぇもん!」
朝部を終え、ちょうど眠くなる時間から世界史。岳人にとっては寝て下さいと言っているようなものだ。
得意科目の英語ならまだよかったのだろうが…。
「体育やりてぇなー」
「体育は4限だよ。今日は…」
「分かってるよ〜」
ぶぅーとふて腐れて机に頬をつけてしまった岳人を忍足と滝が呆れたように見る。
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