tennis novel

□嵐の予感!? 〜中、高乱れてのリョーマ争奪戦 ?その1〜
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「この春休みに中等部と合同で合宿を行いませんか?新入生にも慣れていただきたいですし、部員からもそのような意見が出ています」



ここは高等部の職員室。
そこでテニス部顧問と部長が話していた。部長である大和は今まで部員達から多かった意見を部員を代表して伝えた。


「それもそうだな…。部員達の間でも全国制覇をしたチームがどんなものかかなり話題になっていているし、そのような声も出ていたのか。いい刺激にもなるだらうし、新しく入る予定のメンバーのことを早めに知っておきたいしな。よし、竜崎先生には連絡しておくよ」


「ありがとうございます。僕も中等部の部長と連絡をとれるようにしたいので近々中等部の方にお邪魔するということもお伝えしてもらえませんか?」


「分かった。こちらからお願いするのだから合宿所もこちらが用意しなくてはな…。」


顧問は早速「早い方がいいだろう」と中等部へ電話をかけたのを見ると「宜しくお願いします」と頭を下げてから大和は職員室から退室した。
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