tennis novel

□ばつげーむぱにっく!!?
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そういうことやから…と宍戸、岳人、慈郎それぞれに忍足はそのカチューシャを渡す。

それぞれ受け取るがうち2人はしばらくはそれとにらめっこである。


「どう?」

「可愛ええ。可愛ええ。よう似合とる」

「うん、慈郎よく似合ってるよ」

「いいんじゃねぇの」

「ホントにー!!嬉しC〜」

「慈郎、こっちむいて」


慈郎は早速つけ、カシャっとカメラの音。こっちもこっちもと携帯を向けられちょっとした撮影会になる。
カシャカシャ、カメラの音が部室中に響き渡る中、やはり例のモノとにらめっこを続けている2人。


「岳人と宍戸も早くつけろよ」

「う〜」




「何やってるんですか?」

「楽しそうですね」

「ウス」


岳人と宍戸が相変わらずうなっていると現れた2年生3人。
1人目はは呆れ、2人目は興味津々、3人目は同意と3人それぞれの反応は違うが。




「宍戸さん、それ何ですか?」

「なっ何でもねぇよ」


鳳が近づいてくるとパッと宍戸は例のモノを後ろに隠す。





「向日さんいいもの持ってますね?」

「これは別に……う」


岳人も後ろに隠そうとするがそれを読んでいた日吉に腕を掴まれ出来ない。


「つけないんですか?芥川先輩はつけてますけど」

「つけね「つけなあかんで」」


罰ゲームやからな。岳人が言い出したことやし…と忍足は岳人の言葉を遮って言う。



いつまでもぐずぐず言っている2人についにある一言が下された。



「日吉、鳳、つけたってくれる?」




「仕方ないですね…(分かりました!!)」



「「ちょっと待て!待って!!やめろ〜!!」」


にやっとした日吉とにっこり笑顔の鳳に迫られた岳人と宍戸にはもう逃げ場はなかった。








ここからは分岐点です。
お好きなCPにお進みください…。
*日岳ver.(P3)
*鳳宍ver.(P4)
*立海ver.ブンジロ、柳赤要素あり(P5)

他にも増える予定。


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