噺
□天使と悪魔4
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「神様、お話ってなんですか?」
「ずっと言おうと思っていたことがある…。」
「はい。」
「フェン、お前は…「手厳しィィイッ!」」
ぶっ飛んで行くアステリアスの喚き声に神の声は見事に掻き消された。
「……………。」
珍しく不機嫌な顔をする神。
フェン辞典に新しくその表情が加えられたことを誰も知らない。というか、知らなくても良いだろう。
「…今度話す」
言う気が失せたらしい。
おそらく聞いても話してはくれなさそうだとフェンは思い、はいと頷いておいた。
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