同居ぱろ
□俺と佐助の同居物語
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「んじゃ帰るか」
「某は、図書室に行くので、ここで...部活頑張って下され」
同居話を撤回出来ないか考える為に図書室へ行こうとすると慶次が嬉しそうに付いてきた
「じゃあ俺も」
「部活出た方が慶次殿の為で御座るよ」
「でもなぁ...寂しいな」
「...では少しだけ練習を見せて貰いで御座る」
「練習相手になってよ」
「考えておく」
慶次の誘いを断れず幸村は仕方なく部活を見に行く事にした
「幸村が剣道部に来るの久しぶりだな」
「そんな事ないと思うが?」
「会社の都合で部活を止めたんだろ?勿体ないよな」
「日々、家で稽古して頂いているから腕は落ちてない」
幸村と慶次は他愛もない話をしながら体育館へ向かっていると黒い車が校門前に止まっていた
黒い車は佐助が乗っていたものに間違えなかった
「慶次すまぬ。用事を思い出した」
「えっ?ちょと幸村」
幸村は慶次の声も聞こえず校門の方走ってへ向かった