戦国+現パロ

□変わらない物
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「某、大きくなったら親方様の部下になるんだ」

「弁丸様ならなれますよ」

「その時は佐助も一緒だぞ」

「...え」

「だって佐助がいないと寂しいもん来てくれるよな?」

「..はいお供します」

「うむ」


いつも言われていた言葉....小さい頃はそんなの夢のまた夢だ...どうせ餓鬼の言うこと忘れるに決まってるそう思っていた




変わらない物





「...佐助...」

「ん....」

「佐助起きろ」

「弁丸様...?」

「弁丸では無いぞ」

「え....?」


声が頭の方から聞こえたので佐助は目を無理矢理開けると幸村が笑った顔して佐助を見ていた


「...風邪をひくぞ」

「....夢か....」

「どうした?」


佐助は夢の幸村の小さい頃を思い出しながら起き上がり幸村の頭を撫でながら顔を見た


「昔の某の夢でも見たのか?」

「まぁね...変わったね...旦那も」

「人は変わるものさ」

「そうだね」


もうあの時の容姿はあまり残っていない幸村に佐助は少しガッカリしていると幸村に手を引っ張られた


「佐助行くぞ」

「えっ?何処?」

「団子屋さんだ」

「えっ?」

「佐助がいないと寂しいからな....着いて来てくれるだろう?」

「.....」

「佐助?」

「お供しますよ旦那」

佐助は幸村の手を握りながら嬉さに笑った







いつも言われていた言葉....その言葉は今でも続いているそしてこれからも....



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