戦国＋現パロ
□不思議の国の政宗
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「おい小十郎！これ読んでくれよ♪」
ポカポカ陽気の午後政宗は小十郎に分厚い本を持ってきた
「政宗様...こちらですか？」
「あぁ♪元親がくれたんだよ♪なぁなぁ読んでくれよ」
政宗は小十郎の隣に座り本を渡した
「不思議の..国の..アリス..英語ですか...」
「あぁ♪なぁなぁ読んでくれよぉ幸村が来なくなってつまらないんだよぉ―幸村ぁ会いてぇ」
「はいはい...」
嘆いている政宗をシカトして小十郎はパラパラ捲ったあと政宗に笑って言った
「分かりましたちゃんと聞いてくださいよ」
「ＯＫ♪」
政宗は小十郎の膝に頭を乗せてねっころがって話を聞いた
* * *
「アリスは白兎を追いかけて行き穴に落ちました...」
「なぁ兎ってバニーガールか？」
「違います！ただの兎です！政宗様..妄想が過ぎますよ」
「ぢぇ―何だよ...小十郎続き」
「はいはい...」
小十郎は物語の続きを読んだ
* * **
「女王の裁判が...」
「ふんふん...」
「小十郎様少しよろしいですか？畑なんですが...」
急に部下が来て小十郎を呼んだ
「はい分かりました...政宗様少々お待ち下さい」
「おう♪行ってらしゃい」
小十郎は出て行き政宗は本の冊子を見て待った
* * *