戦国+現パロ
□鳥籠
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「佐助..何でこんな事?」
「旦那が悪いんだよ」
そう...旦那が悪い俺の気持分かってたんだろ?なのに...
佐助は鳥籠の幸村を見た
*二週間前*
「政宗殿また来て下さったんですね」
「まぁな幸村、嬉しいか?」
「独眼竜の旦那また来たの?」
政宗と幸村は楽しそうに話をしている所に佐助がお菓子を持って来た
「猿か、お前はいつ山に帰るんだか」
「あのね―本当の猿じゃ無いんだから」
佐助は政宗の話にお菓子を用意しながら言った
「そうだ幸村、欧州に来な、こんな所より良いぜ」
「お誘いありがとうございます近い内に行きます」
幸村は嬉しそうに政宗の方をしっかりと見ながら丁寧に答える姿は更に佐助を苛立たせた
「じゃあ行こうぜ」
「旦那...結構、欧州は遠いよ」
佐助は政宗を少し睨みながら自分のお茶を注いだ
「何だよ猿、幸村が俺の所に来るのに反対なのか?」
「そうじゃ無いよ心配なだけ」
「佐助は心配性だけですよ政宗殿」
旦那...竜の旦那の肩を持つのかよ
そんな事を思いながら政宗と幸村の対談を聞いていた