捧げ物
□アンケ‐ト第一位佐助×執事幸村小説「欲しい物は」
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中世の美しい時代
幸村は貴族武田秘書の佐助の所で執事として働いていた
「ご主人様。お茶が入りました」
「ありがとう...あっ幸村、靴ヒモ」
「えっ?...うわっ―――!!」
ばっしゃ―ん!!
「これで50回目か....ぬるいので良かった」
「...すみません」
(また、頭からお茶掛けてしまった....)
幸村は執事でありながらお茶を持ってくる事すらままならなかった
「....お怪我は?」
「大丈夫。頭がお茶臭いが....」
「..すみません..反省して今日はオヤツ抜きます!」
「あ―オヤツ抜いて倒れても困るから、抜か無いでね」
「うっ」
(あ―...執事として情けない...切腹したい)
幸村は凹みながら佐助の頭を拭いていると佐助に腕を捕まれた
「...まっ、駄目な執事には反省だけでなくお仕置きもしないとな」
「えっ?」