同居ぱろ

□俺と佐助の同居物語
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幸村は誰かに掴まれ床に何回も叩き付けられる
余りの痛さに立てないでいると恐怖が近くに寄ってくる

「何だいその目は?」

「.......」

「お前って子は...」

「......」

また叩かれるかと思い幸村は目を閉じたが叩かれない

「...?」

「お前は」

「旦那様を虐めないで下さい」
優しい声がした後すぐ、幸村は誰かに抱き締められた

「旦那様は悪くありません」

幸村はこの人を知っている
優しい声いつも庇ってくれる人

いつも影のような人だった


顔は見えないが優しい香りの人だった


絶対に忘れない


どんなに月日がたっても



数年後――――
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