Animal×Half(オリジ小説)

□8.『バトル勃発!?』
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部屋の気配からして…ダイはまだ寝てる。

ちょっとホッとしたのも束の間、強い力でキーラに引っ張られた。

『うわぁっ!?』
―ポスッ

引っ張られた先は…ソファー。
因みに、ここのソファー結構おっきくて、人が二、三人余裕で腰かけられるくらい。

僕は既に座っていたキーラに引っ張られて、その隣に座らさせられた。

『もう…何すんの…さ?』

僕は小声で抗議しようとしたのだが…



スー、スー…



隣から聞こえてきたのは、規則正しい寝息。そして、キーラは僕に体重を預けてしまっていた。

もう…寝ちゃったみたいだね…。

それにしても…僕も眠たい…。

さっき呪文使っちゃったから、疲れがたまっちゃったしねぇ…。

ファ…。

僕は一つ大きなアクビをした。

後何時間寝られるか分かんないけど…。

とりあえず…寝よ…。

僕は目を閉じ、意識を手放した。

隣のキーラの体温を感じながら…




―――――――――――



「納得できるかーーーーっ!!!」

―ビクゥッ!/「な、何さ!?」

僕は大声で目を覚ました。
今の声…ダイ!?

ふと隣にキーラが居ないことに気がつく。

「ひょっとして…」

僕は立ち上がり、ダイのベッドへと向かった。

―――――――――――


「何でお前が俺達の旅に着いてくんだよ!?」
「だから、ワタルに惚れたから、て言ってんだろが!」
「だからそれが納得いかねぇ、つってんだ!」


…やっぱりね

ダイとキーラが凄い剣幕で睨みあっている。

「二人とも…おはよ。」

とりあえず、場違いかな?とは思うけど、挨拶。

「おぉ、おはよう、ワタル♪」

キーラはそう返してくれたんだけど…

「ワタル!一体コイツは何なんだよ!?」

ダイがキーラを指差しながらもっともな質問をしてくる。

「あー…昨日の夜中にちょっとした事があって、それで知り合ったんだけど…旅に着いてきてくれるんだって。」

僕はとりあえずそう説明した。
かなり…はしょってるけどね
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