新八受け

□おいで......
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「だっだめ!!」

言葉虚しく、沖田さんの唇が僕の首筋に落ちてきた。

「あッ………」

ヤバイ!!と思ったときだった。

ガラガラガラガラ

「ただいまー新八ぃ?」
「あ!!」

僕は焦って沖田さんを蹴飛ばして、着崩れた服を引っ張って、服を直した。

こんなところ見られたら、もう万事屋に居られなくなっちゃう!!

「ぎ、銀さ…」

焦って立ち上がる僕を、沖田さんはグッと引っ張った。

「ンッ!!」

そしてまたキスをされた。

ゆっくりと、そして優しく沖田さんの舌が口内に入ってきた。

「新八ー?」

近くで銀さんの声が聞こえた。

「ん、ハァ…」

沖田さんはゆっくりと唇を離し、僕の顔をギュッと掴んで、

「嫌になったら、俺んとこに来なせェ」

なんて、
優しい言葉をかけてくれた。

ニッと年相応な笑顔を見せると、窓から飛び出していった。

僕は、沖田さんの飛び出して行った窓まで駆け寄り、下を見る。

さすがと言うべきか、
どこにも気配はなかった。

「新八、いるなら返事しろよな」

後ろで銀さんがボリボリ頭を掻いていた。

「外で飯食って来たから。風呂はいらね。もう寝るな、おやすみ」
「…おやすみなさい」

後ろで布団にもぐる音が聞こえた。



僕は銀さんが好きなのに…


こんなときに、
あんな言葉。

だめ......


好きに
なっちゃいそう。
















あなたのところへ

行きたい。

END


***

久しぶりに小説書きました( ̄▽ ̄;)
あれ??
銀さん冷たくない??
て思いますよねー
私もそう思います((オイ
でもたまにはいいかなーって、たまに小説書いてて思いましたのですよ。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました!!

ようこ
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