新八受け

□To say help.
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〇月×日 天候、雨。

仕事は工事現場の手伝い。
土を掘って、リヤカーに乗せて、運ぶ。
それの繰り返し。

3人とも慣れているとはいえ、雨の中だと体力の消費も激しくて、特に新八なんかはスコップがあまり動いていない。

神楽も最初ははしゃいでたけど、途中から口数が減ってきた。

「新八、大丈夫アルカ?」
「え?大丈夫だよ?」

「でも顔色悪いネ」
「そう、かな?」

俺も心配になって新八に寄ってみると、顔が真っ青になっていた。

「ちょっと、新八」

手招きして新八を呼んで、でこに触ってみた。

「熱あるな…」
「熱?」
「寒気とかねぇの?」
「寒気は、ちょっと…」
「はぁ?あるなら早く言えよな!!神楽、ちょっと新八頼むわ。おやっさんに早退すること言ってくるからよ」

後ろからアイアイサーと神楽の声が聞こえてきた。
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