新八受け

□Fry
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「銀さん、止まってください」

俺の後ろに乗っている新八が、俺の服の裾をちょいちょいと引っ張った。

「ん、どした?何か買い忘れあった?」
「あれ……」

スクーターが止まると新八はすぐに飛び降りて河原の方へ走っていって、しゃがみ込んだ。

「どーした?金でも落ちてたかぁ?」
「鳥が、怪我してます」

と言うと、草むらから小さな鳥を取り出した。
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