平凡マネと素敵テニス部の日常
□平凡マネと素敵テニス部の日常8
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『だれ!?』
「さっ…明花の声だ!!!!」
「行こう!」
全員は声のした方へと向かう。
「なに叫んでんのよ!!」
「こんな所に呼び出してなんなんですか!?しかも脅迫文までつけて!!!」
「うるさいのよ!!!」
ぱんっ
明花の頬に平手が飛ぶ。
「ーっ…!!今まで私に嫌がらせをしてきたのはあなた達なんですか!?」
「…あんたは幸村くんの妹だから、呼び出しとかされなかっただけ、佐織美雛はもっと酷いことをされてたんだよ?」
「もっと酷いこと…?ひっヒドイ!!私達はあなた達に何もしてないじゃないですか!!!!」
「あんた達がマネージャー辞めてくれれば私らはなにもしないし……ねぇ?早く辞めなさいよ!」
「嫌です!あなた達は私達がテニス部の皆さんに近付くためにマネージャーをしていると思っているんですよね」
「そうよ!皆に笑顔でデレデレしちゃって!」
「私は、皆が気持ち良く練習が出来るように、サポートしたいって言う純粋な気持ちで、マネージャーをやってるんです!!!!あなた達に文句を言われる筋合いはない!!!!」
「はぁ!?何調子のってんの?」
『その通りだよね。』