平凡マネと素敵テニス部の日常

平凡マネと素敵テニス部の日常6
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「ねぇ?」


沈黙の中。
口を開いたのは幸村だった。



「なに?」




「彼女の腕の傷何?」




「!?!?」




「刃物で切ったような傷が五本くらいあった。」




「あれは…」




「まぁいいや…それで本題なんだけど…俺達は彼女…真桜主人公の名前を男子テニス部のマネージャーにしたいと思ってるんだ…。」




「そんなの…………絶対ダメよ!!」









「なぜ?」





「主人公の名前は…………昔心に大きな傷を負わされたから………」




『真由…やめて。言わないで。』






震える主人公の名前の声。





真由莉はアイツはまだかと苛つきを隠せずにいた。







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