平凡マネと素敵テニス部の日常

平凡マネと素敵テニス部の日常5
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『(家帰ったらなにしよーかな…んーと…)』




なんて下らない事を考えるいつも通りの放課後










「真桜さん?」









『はい?…!!…ゆっ幸村…………!(ラスボス!?よ)』






「こんにちは真桜さん。」







『そっそんなぁ〜真桜じゃなくて主人公の名前って呼んで?(いやだ!断れ!)』




口から出てくる言葉は心に嘘をついて。





「…いいよ(ニコ)」






『うれしい!幸村くんはこれから部活?(なぜ貴様に呼び捨てされなければならない!!!)』






「そうだよ。」






『そうなんだぁ!幸村くん部活大変でしょぉ?なのに部長としてすごく頑張ってるよね!私、尊敬してるんだよ?(いやいや、まさかまさか!)』







「ありがとう。あっそうだ!主人公の名前今日部活見に来れないかな。」






『えっ!?えーとっ今日は用事があってぇ…残念だけどぉ行けないんだ。また今度見に行くね!(私が行かんでも、他に沢山うるせぇ女どもがいるだろうが!)』






「違うよ?君が来てくれなきゃ意味がないんだ、[うるせぇ女ども]じゃなくてね、」





「え!?なっ!なに言って………?(心を読まれてるみたい、いやっそんな事……………)」






「無くないよ?だって読んでるし。」







『まっまさか!黒!?』









「ふふふふっ」







『────っ逃げるが勝ち!』




ダダダッ



あり得ない速さで走っていってしまった。







「皆!追いかけるよ!」

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