平凡マネと素敵テニス部の日常
□平凡マネと素敵テニス部の日常3
1ページ/5ページ
『あー眠い…昨日ゲームやりすぎた…。』
あくびを我慢しながら1日の始まりを憂鬱に感じていた
友人と挨拶を交わす人々で賑やかな下駄箱も彼女には憂鬱で仕方なかった。
「クスクス可哀想ぉ」
「あの子がいけないんでしょふふっ」
そんな声が聞こえたものだから
彼女はなにがあったのかと近くにいた友人に訪ねた。
稚早 真由莉
真桜主人公の名前の親友であり一番の理解者だ。
「テニ部のマネで幸村の妹いるじゃない?」
『2年の幸村明花ちゃんかあ…その子がどうかしたの?』
「下駄箱が荒らされてたんだって…。皆テニス部のファンが怖くて近付かないの。」
『!!行ってきていい?』
「ダメッて言ったって行くでしょ?」
『さすが!行ってきまーす!』